8年ほど前のことです。当時カリフォルニアに住んでいたわたし達の元に、日本の大学を卒業して働き始めた娘が遊びに来ました。ほんの数日間の滞在でしたが、いろいろなところへ一緒に出掛け、楽しい時間を過ごしました。
ロサンゼルスのあるお店でウィンドウショッピングしたときのこと。わたしは娘から少し離れたところで可愛い小物を見ていました。すると、白人男性が娘に近寄って行きます。なんだろう、と思ってよく見ると、なんと彼が娘に、
"Will you marry me?"
と言っているではないですか!?!?
わたしは絶句してしまい、しばらくそこから動けないほどのショックを受けました 笑。
店を出た後娘にやんわりとさきほどのエピソードについて聞くと、「ふふん。何言ってるのお母さん。あれはジョークに決まってるでしょ。日本人の女の子はからかいやすいからターゲットになるのよ。」と、事も無げに言います。娘は9歳から17歳までわたしたちと一緒にアメリカで暮らしていたので、白人男性の心理や言動をよくわかっているのでしょうか。
それにしても、デートに誘うのではなくいきなり求婚というのも、いくらジョークでもねえ。ああ、そうか、ありえないことだからジョークになるのか。
と、納得したようなしないような。
わたしなら、素敵な男性であれば喜んで"Yes"なんて答えてしまうかもしれません。笑。
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