5年前に原作を読んで衝撃を受けた"Killers of the Flower Moon"が映画化されたので、観に行ってきました。
原作と映画、どっちが良かったか、という話がよく出ますが、この作品に関しては、わたしは原作に軍配を上げます。小説ではなく、史実を写真入りで詳細に再現したノンフィクション。それだけに、映画化はとても難しかったのだろうな、とは想像しますが、原作でかなり重点的に描かれているFBIの捜査が、映画では主役(悪者たちです!)の陰にかすんでしまったのがとても残念!この残虐な事件の捜査をきっかけにFBIが誕生した、という貴重な史実が明かされているのですから、もう少し丁寧に描いてほしかったんだけどなあ・・・。まあ、映画は「魅せる」ものだから、デカプリオとロバート・デ・ニーロに焦点をあてたのでしょうね。
ともあれ、字幕映画の良い点は、耳に入って来る英語のセリフと日本語字幕とを比べ、なるほど、この英語はこういう訳になるのか、と勉強になるところです。今回もたくさん参考になる日本語訳に出会えました。
あらすじは↑にリンクした映画の公式サイトでご確認いただくとして、もっと史実を知りたいと思った人には、原作を読むことを強く強くお勧めします!
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