当スクールのレッスンでは、様々な国の英語に慣れるために、アメリカ英語だけでなくイギリス英語のリスニングも取り入れています。BBC newsの短いビデオクリップ(Youtube)を活用していますが、改めてアメリカ英語とイギリス英語のアクセントやイントネーションの違いを実感します。
発音はもちろんですが、綴りも違うものが多いですね。
お母さんを意味する"Mom"(アメリカ英語)と"Mum"(イギリス英語)。
語尾の"-er"(アメリカ英語)は、イギリス英語では"-re"になるものがあります。例:centerとcentre、theaterと theatreなど。
"-or"(アメリカ)が"-our"(イギリス)になる場合:colorとcolour、laborとlabourなど。
"-ze"(アメリカ)が"-se"(イギリス)になる場合:organizeとorganise、recognizeとrecogniseなど。
わたしは若い頃イギリス英語圏のシンガポールで働いたことがありますが、英語は当然イギリス英語ですから、アメリカ英語を採用している日本の中・高校で習った英語の綴りとの違いに戸惑ったものです。
そこで気になったのが、日本の中・高校で英語の綴りのテストを行う際、教科書には出てこないイギリス英語の綴りも正解としているのかどうか、ということです。イギリス英語圏に住んでいた子どもなら、慣れ親しんだイギリス式の綴りを答案用紙に書いてしまうかもしれません。そのあたり、英語の先生は考慮してくれると思いたいですが。
でも、答を書いたのが海外在住経験のない生徒だったら?centerをcentreと書いたのは、たまたまイギリス式綴りを知っていたのか、それとも単純な間違い?そこは本人のみが知るところ。判断が難しいでしょうね。
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